「恐れ入りますが画像の無断使用はお断りします」
2015年
1月4日【溥儀】
客員教授として長春理工大学に行った際に「偽満州國帝宮舊址」(中国が名付けた)に立寄りました。
ここは1932年から1945年まで13年間もの間、
愛新覚羅 溥儀(あいしんかくら ふぎ)が当時の皇居として暮らしました。
映画「ラスト・エンペラー」に出てくるシーンや風景がそのまま残してありました。どうやらここで撮影が行われたようです。その
溥儀の前で微笑むのは一緒に行った台湾警察の邱氏。彼も同じく客員教授です。
良くよく見ると彼の顔が
溥儀とそっくりだったので一緒に写真を撮りました。

一番右は古くからの友人。台湾総統の馬英九総統の先輩にあたり、馬総統が市長だった頃から地元有権者のパーティーなどに私も招待して貰いました。

人と間違うほど良く出来た蝋人形。

渋いの一言。
1月12日【福井県越前市】
一面真っ白に積もった雪。
1月14日
【日本美術刀剣保存協会 研磨コンクール】
懐かしい写真がありました。
研磨コンクールに一番最初に出品した時の刀と賞状。
酷い錆身から研いだのと海外遠征が重なり締切り日の前日に慌てて出した記憶があります。

1月18日【カラオケ】
1月25日【五え門】
もう30年以上前から道場の仲間らと稽古の帰りに行っていた焼肉の五え門。久しぶりに行ってみるとこのメニュー。
しかも表にデカデカと貼ってありました。時代や街は変わっても、この店だけは絶対変わらないぞ!という意気込みが伝わってきました。その昔、この店では1000円で「焼肉食べ放題」というメニューを始めたました。その翌日に私を含めて3人の当時の武術仲間と出向き、一人1000円、3人で33人前をたいらげたところ、次の日からその「焼肉食べ放題」というメニューは無くなってしまいました<(_
_)>
1月26日【美術監督 栗崎元成】
今日は亡き義父の誕生日だったのでお祝いをしました。
某テレビ局の美術監督をしていた義父の好物、伊勢海老スープは欠かせません。どんな人をも大切に思い、自分の犠牲を惜しまず人助けをしてきた優しい義父とは、多くの時間を一緒に過ごさせてもらい多くの事を学ばせてもらいました。

「Monちゃん」という愛称で親しまれ、多くの俳優さん
から愛されたプロデューサー&美術監督でした。
1月28日【刀剣研磨】
3日おきに福井へ走らなくて良いようになり研磨の仕事に
集中、大変仕事が進みます。この1月は研磨のご依頼が
例年に比べて3倍近くありました。
1月29日【師匠の本】
香港から師匠の90歳記念に発刊された本が届きました。
その中で私達の事も紹介されていました。

出会えた事を心から良かったと思える師匠です。
90歳という年齢であっても世界中を飛び回り、沢山の
弟子(世界中に6000人以上といわれています)に今も
現役で教授されています。

左上:私と弟子
中央、右下:師範
左下:弟子の新くん

師匠夫妻と師範。
師範は7歳よりこの世界に入り単身で香港に渡り修行をし、この拳種では日本人第1号の拝師弟子となりました。
この協会の顧問もしています。
1月30日【金きせハバキ】
金着せはばき。
大変美しいです。
日本刀研磨 剣武堂
2月1日【京都北山】
北山通りにあるタイ料理のレストラン。
寒く、ちょっとスパイシーなスープを飲みたくなったので
寄りました。
ココナツミルクとエビのスープともち米のスチームライス。
スープは美味かったのですが、もち米も出来たては美味いですが、時間が経ったものは固いわ水分は無いわで、まるで米を食べてるようでした。
ここのスチームライスはその日によって当たりハズレが
あるので今日はハズレ。また次回に期待です。
2月4日【柄巻き師】
テレビで遠山先生が紹介されていました。
お弟子さんは息子さんとアメリカ人のアレックスさん。
日本の伝統文化を伝えて行く事は日本人弟子にでさえ
容易な事ではありません。うちの研磨処にも
オランダ人の弟子がいます。言葉や感覚の壁は結構厚く
遠山先生のご苦労が痛いほどわかります。
2月5日【招聘】
アメリカのウィスコンシン州マディソンから
講習の依頼が来ました。隣の州、イリノイ州シカゴには
行きましたがマディソンは初めてです。かなり北部のため
今は氷点下21度だそうです。
暖かくなるまで待って欲しいと返事は保留にしました。
2月6日【嵐電お座敷列車】
嵐電にお座敷電車というのがあり、電車を時間で借切り
電車の中で宴会が出来るそうです。今度うちの道場の仲間と
それをやろうという計画中です。
台湾の軍人あがりの友人は私にこう言っていました。
軍に在籍していた時は敵を撃つための狙撃の教官だったと。しかし退役した現在は床下の害虫めがけて殺虫剤を撃っていると。なかなかうけました。
台湾では元軍のトップに並んでいた方々に食事や宴席に招かれる機会がよくあります。
最初は堅苦しい雰囲気で始まるのですが火が着くほどの
強い酒を一旦飲みだすとまるで大型ダンプにガソリンを
注ぐ勢いです。皆さんかなりの高齢者ですが酒の強さでは
若い者に負けないと豪語していました。いつもありったけの
日本語で話しかけて歓迎してくれ、日本人との良い時代が
台湾にあったという事実を思わせてくれます。
残り少ない生き証人達です。
写真の人が元狙撃班の教官と家内。
私も不法侵入してくる敵をゴキブリジェットで狙撃する
テクニックを習いました。
2月8日【海軍刀】
A short sword of Imperial Japanese Navy.
大日本帝国海軍の短刀。非常に保存状態が良いものを
お持ち頂いたのでご紹介します。

鮫革に金線が巻かれ細かい装飾が施された柄
こちらのホームページに同じ海軍短剣が載っていますので
リンクさせて頂きます。
2月10日【薬膳】
薬膳鍋は簡単に出来ます。
種類は沢山ありますが、一番手軽に
出来る方法としては、紅棗やクコの実、可能なら下記の様な
漢方薬を入手して、水たきや、しゃぶしゃぶの出汁の中に
いれて一緒に煮込みいつも通りの味付けと具を入れるだけで
簡単に薬膳スープが出来ます。出汁に漢方薬の香りと
ほのかな苦みがでて癖になります。
2月11日【恵那峡】
恵那で講習会をしました。
中央に見える白い物は
恵那峡遊覧船。
桜の咲く春と紅葉の秋が絶景です。
冬は寒いだけです。
2月12日【すじカレーうどん】
「
やまびこ」のすじカレーうどん。
辛い、熱い!美味しい!
昼ごはん時は満席で行列ができる時も。
1時半ぐらいなら待たずに座れます。
2月15日【京都マラソン】
京都マラソンでした。京都市内はあちこち通行止め。
どこを通っても迂回、左折禁止、右折禁止、行止り。
市内がまるで迷路に早変わり。鑑定会に来られた方も
随分と遠回りをされたようでした。
これは家の前で撮った写真です。
賀茂川堤防を大勢の参加者達が駆抜けていきました。
先頭に近い集団は20Kmのこの地点でも勢い衰ることなく
力強く速い走りで一瞬で通り過ぎ、そして徐々に女性ランナーが混じってきて(女性も速いです)、そして段々とコスプレ着ぐるみ集団へと変化していく。やはりこれは何処のマラソンでも同じのようです。楽しませてもらえました。
2月16日【いびき】
うちのお嬢さん。
目を開けたまま大音響でイビキをかいております。
2月17日【ハードロック・カフェ】
ボルチモア
ハードロック・カフェ
2月22日【DON HO】
若い頃、ハワイのDon Ho ショーに
お招き頂いた時の写真です。米国映画俳優や
ベスト・キッドのパット・モリタ(後方写真)もゲストで
招かれたという、今は思い出となったDon Ho ショー。
Don Ho は世界中の人から愛されていたのだと実感します。
2月23日【赤穂浪士】
家から1キロほど南の所にこのようなものが
ありました。いつも車で通りすぎるため気付かずにいました。場所は堀川通りと紫明通りの西角。
2月24日【佐々木小次郎】
佐々木小次郎の生家であったといわれる寺に隣接する
「小次郎公園」。自分の生まれ育った所のすぐ横です。
近くに不動滝という滝があり、そこで小次郎は精神を鍛えながら剣術の稽古をし、秘剣、
燕返しを習得したそうです。
3月6日【京都 天天有】
福井から戻り一乗寺の
天天有のラーメンを食べに行きました。この店のラーメンは味はあっさりしてますが、スープはコラーゲンのとろみがあり弟子達が靭帯などを傷めた時には
「天天有のスープはいいぞ!」と必ず云うほどです。
私も月に1,2度は稽古が終わった後に弟子たちと行ったりします。左下がチャーシュー煮卵入りネギ抜き、右が並みの煮卵入り。腹がいっぱいで麺は残してもスープだけは最後まで頂きます。台湾や香港、南アフリカ、アメリカからのお客さんも、一度お連れした時からここのラーメンの大ファンになられました。
3月7日【マイアミ】
今から20年前、まだノース・ウエスト航空の飛行機がアメリカ、デトロイトをハブ空港にして全土を飛び回っていた頃、武術関係の仕事でフロリダ州マイアミに何度も行きました。
いつもはマイアミビーチの北に位置する閑静な街にあるシェラトンホテル(1部屋あたりの値段なので京都のホテルよりずっと安い)かマリオット(ビジネスホテル並み)に宿泊するのですが、下のこのハガキを空港の売店で見つけ、到着した日は映画にも良く出てくるアールデコのコロニー・ホテルへ泊まってみようと決めました。
日本からマイアミまでの飛行時間は関空ーデトロイトが13時間、デトロイトーマイアミが4時間で単純計算では17時間になりますが関空までの道のり、空港での待ち時間、デトロイトでの乗り継時間を加えると軽く24時間はかかってしまいます。
到着は深夜12時前。
空港からアラモレンタカーの送迎バスに乗ってアラモレンタカーへ。そこで借りる車種を選び保険に入りデポジットを払い車のキーを貰います。全ての手続きを済ませ深夜、車でマイアミビーチまで走りました。
ここまで来るとようやくマイアミに着いたという気持ちになります。コロニー・ホテルには空港から電話予約をし一部屋だけ空室があるとの事で即座に予約をしました。
ラテン音楽が鳴り響くマイアミビーチ界隈。
どのホテルもエントランスや中庭、1Fロビーでラテンバンドの歌や演奏が行われ、着飾った観光客がこの数ブロック内に集中し大賑わい。
深夜1時ぐらい。
漸くコロニーホテルに到着しドア(手動でドアボーイもいない)を開け、ギシギシと軋む床を歩きながら入っていくと、いきなり無愛想な顔をしたキューバ系の男性が「Mr,Akagawa?」とルームキーを持って立っていました。フロントは?と探すと小さなカウンターのみ。簡単にパスポートチェック、前料金を支払い(一泊180ドル。ちなみにシェラトンは120ドル前後)「二階の部屋なので着いて来てくれ」といわれエレベーターではなく階段を使って上がるとワンフロアーに僅か数室しかないのであろう、アパートのようなドアがいくつか並び、「ここだ」と案内され部屋に入りました。
シェラトンではあり得ない部屋に入った時の蒸し暑さとカビ臭さ。エアコンというよりは昔のタイプの箱型手動式の「窓用クーラー」で音も「ガァァァ」とうるさく、いきなり「ブルルン・・」と大きく振動しながら止まるタイプ。浴室は非常に浅いバスタブにシャンプーなどのアメニティも無しで薄くて小さい石鹸とかなり使い回したようなタオルのみ。たまにはこういうのも良いかとバスタブの蛇口を開けると水しか出てこない。そうこう触っていると蛇口のひねるところがが取れてしまい大慌て。フロントに電話をかけようとしても電話は通じていない。良く見るとコードが根元で切れている。長旅で疲れているため風呂ぐらいは入りたい気分でしたが断念。仕方なく水のシャワーで汚れを落とし、さっぱりしたところでベッドに潜り込み、防音無しの窓の外から聞こえる大音響の音楽(いろんな音楽が混じるともはや騒音)や酔っ払い達の叫び声にも耐え、意識を失うかごとく深い眠りに入っていきました。
が、、眠って10分もしないうちに突然の大雨に雷。まるで自分の頭の真上に雷が落ちたような音と地響きに飛び起きました。それでも意地でも寝ようと薄っぺらい布団を頭まで被り、またすぐに眠りに入っていきました。
と、、その時、全身の皮膚が、最初は腰のあたり、背中、肩から腕へと何やら痛痒くなって来たため又飛び起きました。
入口に入った時の言葉には言い表せない嫌~な予感はあたり、こうして更に悲劇が待ち受けていたのでした。
そうダニの襲撃に遭ったのです。
全身咬まれたあとが腫れ上がり焼けるような痛痒さ。
時計を見ると深夜3時半。
慌てて水のシャワーで体についたダニを洗い流しましたが、もうベッドで寝る事も出来ないためホテルを替えようとついに決心。
マリオットに電話をしようとして、電話が繋がっていない事にまた気づき、荷物をまとめチェックアウト。
先ほどのキューバ系の男性従業員に不思議そうな顔で見られ「なぜだ?」と聞かれましたが、「理由を話すよりも今は寝床を探したいのだ」と云い深夜にタクシーでマリオットに移動したという経験があります。
空港でこの一枚の絵葉書を見つけてさえいなければ・・・
しかし、これも経験でした。
私はこの美しい景色が映画などで出てくるたびに悪夢を思い出します。悪夢であっても経験は経験。泊まっていなければ永遠にこのホテルはマイアミビーチの代表的で美しい有名ホテルなのだと頭の中で空想していた事でしょう。
(時が経つと記憶が薄れていくので書き留めています)
3月12日【戦艦 武蔵 イージス艦】
大阪の山崎支部長の誕生日でした。
話題は戦艦「武蔵」の話から始まり次世代へどうやって
親の代から伝わった我々が知る限りの戦時中の話などを
伝えていくかにまでおよび、また神戸の村上氏の会社の
慰安旅行が舞鶴であった為、海上自衛隊の見学に行った
話しやイージス艦が停泊していた話など、なかなか面白
い山崎支部長の誕生日食事会となりました。
3月13日【日本刀の雑誌】
どこの書店の前を通っても最近はこのような雑誌が
店頭の一番目立つ場所に置いてあるのが目に付きます。
写真付きで詳しく書いてあり、以前は刀剣の書籍は
大変値段が高く購入を考えましたが、これらの本は
非常に買い求めやすい価格でこれから日本刀について
学習しようと思われる方にはお奨めです。
3月14日【京都嵐山 伝統武道】
お知らせ
来る
7月26日、京都嵐山駅
はんなりほっこりスクエアにて正統派伝統武道の先生方とその門人達が古流居合、抜刀術などの演武を披露するという集いを開催致します。組織名称は決まっていませんが正統派伝承者が集う会とし、初回以降は定期的に年に1~2回のペースで続けていく予定であります。京阪電鉄、嵐山観光協会、日本國術会の協力も頂き準備はは粛々と進んでおります。この集いは後に「古都京都の文化財」のひとつとして世界遺産に登録されている
天龍寺での開催へも期待されており、古都京都という武術の都ならではの由緒ある定例イベントと発展するよう力を注いで行きたいと思います。
お問合せ kenbudou@gmail.com
赤川迄
3月15日【試斬大会】
試斬大会に招かれ行ってきました。
私も武術と日本武道お並行して20年ほどやっていましたので時々斬ります。
3月16日【桜のトンネル】
京都は大変暖かい小春日和でした。
木々の芽が膨らむのを見ると、少しずつ春がそこに
近づいて来たと実感します。
昨年は良い天候が続き見事な桜の景色に恵まれ
観光客の方で溢れかえっていた京都でした。
嵐電北野線「鳴滝」駅~「宇多野」駅間には約70本の
染井吉野がならぶ名物の「桜のトンネル」があります。
3月21日(土・祝)は「らんでんフェスタ2015」も
開催されます。
【らんでんフェスタ2015 主催:京福電鉄株式会社】
開催日時
3月21日(土・祝) 10:00~15:00
開催場所
嵐電西院車庫(嵐電西院駅より徒歩すぐ)
嵐電は京都の名物電車の一つです。
また、京福電車も出町柳から八瀬大原や貴船や鞍馬を結ぶ
観光には欠かせない1両か2両編成の可愛らしい電車です。
この京福電車は刀剣研磨処・剣武堂の真横を通っていて
修学院駅は剣武堂の前にあります。
いつも踏切の音がして割と静かな音で電車通ります。
普段は空いている車内ですが、鞍馬の火祭など
行事がある時の電車をみると、まるでインドか何処かの
電車のような状態。隙間がないほど乗客を大勢乗せた
電車が頑張って何度も走って行きます。
電車に思わず「がんばれよ!」と声をかけたくなる
そんな光景です。
3月17日【インフルエンザ】
弟子が今頃インフルエンザにかかったそうです。
インフルエンザにかかると会社には1週間出社出来ないという規則があるらしく今頃は家で大人しく寝ている事でしょう。日頃から働き詰めの彼にはこの機会に少し身体を休めて欲しいとおもいます。実は私も1月にかかり仕事が少し遅れ気味になってしまいました。予防接種を打っていてもかかる時にはかかるようです。症状が多少抑えられるという感じだそうです。
更には、この季節、やはり花粉症の子達も大人も多く、それでも頑張って道場に来ていて練習に励みながら鼻水を噛む音で賑わっていました。
3月18日【健康維持の為の食品】
この1週間で3件のお客様、合計7振りの御刀をお預かりしました。
健康には注意し集中力を保つ保つ事がこの仕事では
非常に大事なことです。
体調を崩すとどうしても集中力に欠け良い研ぎが出来なくなる
恐れがありますし納期も遅れてしまいます。
また私は本業(どれも自分にとっては本業)を三つ持っている為、
体力が命です。
そういった理由で健康法は昔から色々しています。
一番は食べ物に注意することから。
甘味料や添加物の入ったものを極力避けています。
当たり前の事ですが中国で生産されたものも出来るだけ避けて産地が国内のものを選んで買います。
コンビニ弁当もおにぎり以外はあまり食べません。
カロリーオフのものも飲まない食べない、塩分は控えめ、
発酵食品を多く食べます。
納豆、ヨーグルト、BF1(ヤクルトの仲間)、チーズ、麹味噌、甘酒、そしてバターやマーガリンは控えて代わりにサワークリームを使います。
うちはサワークリームをいつも作り置きし料理にもミルクにも入れたりします。
サワークリームは買うと350円~400円ぐらいですが量が少量です。
うちの様に何にでも使う場合は自宅で簡単に作ってしまいます。
サワークリームの作り方
材料 生クリーム 1パック
ブルガリアヨーグルト(プレーン)大さじ3
作り方
生クリームのパックを開けヨーグルトを投入するのみ。
室温で半日放置します。寝る前に作って置いておくと、
朝には美味しいサワークリームが出来ています。
発酵が進むので冷蔵庫にて保管し三日以内には使い切ります。
使い道は、少し塩を加えてクラッカーやセロリ、ポテト料理に添えたりディップしたり肉料理、特にチキンやハンバーグには良く合います。
他には、沖縄もずく(フコダインが含まれる)を良く食べます。私は普通の食べ方だともずくを食べる事が苦手です。
美味しく、大量に食べるには衣を付けて良質の油でサッと揚げて食べる事がおすすめです。
天つゆや塩でいただきます。
摂ったカロリーは道場でも研磨作業でも消費してしまいます。
研磨の身体の動きというのはそれなりに運動になります。
まだまだ身体に良いものは沢山食べていますので時々ご紹介させて頂こうと思います。

弟子のディーンさんは日本刀が好きです。
3月21日【ブラックジャック】
春分の日。
朝起きたら大きな黒椿(ブラックジャック)が開花していました。購入から4年越しでした。艶のある深いワイン色の花で直径8㎝程の大きい大綸ですので首が垂れ下がります。
春の息吹を感じます。

3月22日
【かんたん体操】
・腰から上全体の筋肉運動
50歳以上の方は1日1回でも良いので座ったままでも構いませんし、水泳のクロールの動作を背中が動くように意識して50回、背泳ぎの動作を50回やりましょう。
五十肩は勿論のこと腰から上の全身運動に近い筋肉の動きを得られますから非常に体にいい体操となります。
たった合計100回、時間にすると数分です。
試してみましょう。
【睡眠】【酢】【メラトニン】
・ぐっすり眠るために夕食に加える一品
酢を多く使った一品を加えます。
例えば、キュウリとタコの酢の物やワカメの酢の物。
または我家オリジナルですが、無着色、塩分控えめのタラコの皮をとり除き、中身だけになったタラコに昆布とリンゴ酢を(粒が少々泳ぐほど)加えます。5分ほど寝かせて頂きます。アツアツご飯にタップリのせて頂きますが、ご注意!
暫くすると睡魔が襲ってきます。(何度も検証済み)
ですので日中や車を運転する前にはおススメ出来ません。
ではなぜ酢を多めに摂取すると眠くなるのかをご説明します。
メラトニン、成長ホルモン、コルチゾールという物質は睡眠時に分泌される御三家です。
メラトニンは体温を下げたり若返りのホルモンとして有名です。成長ホルモンは古くなった人の細胞を新しいものにしてくれ新陳代謝を高めます。そしてコルチゾールは脂肪燃焼に効果的です。
メラトニン分泌→体温が下がり睡眠へ→成長ホルモン&コルチゾール分泌。このようにして深い眠りに入って行きます。
酢を飲むとアルコールを少量飲んだ時の様に大変血行が良くなります。そして体温は上昇しますが、すぐに体温低下が起こります。この時に睡眠に入り易くなり眠ってしまう訳です。
酢を飲むと体温が上昇、メラトニン分泌、体温が下がり出すと眠りに入り易くなる、成長ホルモン分泌、組織の代謝、コルチゾールが分泌され脂肪が燃焼、深い眠りに入っていく。こういうメカニズムとなります。
お好みの酢と蜂蜜を混ぜたドリンクでも効果的です。
3月23日
研磨の弟子のブライアン氏が台湾から戻って来て今日は道場でカンフーの練習もしました。彼の台湾滞在中は現地の先生を紹介し練習ができるように手配しました。とても良くしてもらったと彼は喜んで話していました。國術会の海外ネットワークで各国の先生達が弟子の稽古をつけて下さり有難いことです。
3月25日
【寒さに弱い植物】
昨夜は気温が1℃まで下がりました。
10℃以下になると弱るジャスミン、デーツ(ナツメヤシ)、月桃、背丈ほどあるセローム、極楽鳥などの植物をまた一斉に屋内へ入れました。植物は敏感です。この冬、あまり雪が降らなかったのでゴムの木を屋外の軒下に置いていましたが、やはり弱りました。賀茂川の堤防の桜の蕾もこの間の陽気で急速に膨らみましたが、また寒気が訪れ結局のところ満開になるのは例年通りとなりそうです。1月に父親の容体が悪くなり病院に詰めていたため研磨のほうに約2週間の遅れが出ています。間もなくお待たせ致しておりました熊本のお客様の御刀が完成致します。
3月26日
【経皮毒】
入浴剤の色素にご注意。
最近は色とりどりの入浴剤が店頭に並び風呂に入れると色鮮やかな黄色やピンク、オレンジなどに変わります。
一見、色が変化するとイイ湯に入る気分になりますが、入浴剤の色素は決して身体に良い訳がありません。黄4、黄202(1)、赤2、赤227、青2などが入っていたら買うのはやめたほうが賢明です。これらのタール色素は入浴中の開いた毛穴から吸収され健康に害を及ぼす可能性があり赤2などはアメリカでは発がん性があるとされ使用を認められていません。皮膚や毛穴から吸収された有毒物質は数分で血管の中に入り全身を巡ります。とても怖い話です。健康に良いとされている物の中にはこうして健康に有害なものも含まれているという事を覚えておき購入の際には成分表示を確認し、安全なものを買いたいものです。
3月27日
【アキレス腱】
東京の弟子がアキレス腱をやってしまってから約2か月。
手術を拒んで、半固定しながらの自然治癒の方法で頑張った結果、もう既に普通に歩けるようになったと連絡が入りました。二つの病院に診てもらいそっちを選択したそうです。もし手術を受けていたならいまもギプスのままだったそうです。
3月28日
【鞘に隙間】
お客様から研ぎとは別の問い合わせで鞘に僅かな隙間が出来たというのがありました。拝見させて頂くと鞘には油の染み込んだ跡がしっかり残っており、これが第一の原因だと考えられました。次に保管の場所について。暖房器具の傍や温風のあたる場所など、暖房を付けていない時とつけている時の温度差の激しい場所に置かれていた場合など。
下の写真の場合は多量の油が白鞘の表面にまで染み出た状態。(お客さまから送られて来た写真)
返却から時間は経っているのですがお得意さまなので無償で直しをさせて頂く事になりました。
(当方の鞘師職人さんは御刀に良くないとされるボンドなどの合成接着剤は一切使っておらず米を練ったもので圧着させる伝統工法を厳守しておられます。)

3月29日
【高雄】
早朝より台湾高雄へ出発
3月30日
既に真夏の陽気の台湾高雄です。師匠はココナッツを割って中の果汁を飲んで水分補給したりすると疲れが回復すると、練習後に良く出してくれます。飲み干した後は白い部分をスプーンですくって頂きます。あたりが良ければトロトロのゼリー状のものが、あたりが悪ければ硬くてとてもスプーンでは削れないものが。

3月31日

台湾高雄で師匠と。
4月1日
「今年の京都の桜の景色は去年よりは劣る気がします。昨年は開花が同時期であり見事な景色でした。京都に住んでいて本当に良かったと思えるほど見事な桜の景色でしたが今年はあいにく満開時期もズレて雨も続き観光客の人たちも傘を片手に桜見物をされていした。」と京都の弟子からメールが来ました。確かに昨年はこれまでに見た事のないような美しい景色だったと記憶します。台湾は良い天気です。
4月2日
東日本大震災の時には台湾が世界中で一番多くの義援金を日本に送ってくれました。私の協会のほうにも台湾の先生方や世界中におられる華僑の先生方から沢山の義援金が送ってきて私が代理で日本赤十字社に全額を送金しました。
そして今もなお被災地の仮設住宅で暮らしておられる方々に対し何か物資を送れないかと暖かいお言葉を頂きます。
本当に言葉では言い尽くせないほど有難く思います。

台湾桃園市 名師演武会にて

赤川裕実
4月3日







協会顧問の翁さんに会員制のホテル・レストランに招待を頂いたときのメニューです。これで昼食でした。どれも味は最高でした。混雑したレストランではなく静かでゆったりした時を過ごさせて頂きました。お腹の方は若い頃なら恐ろしい量を食べる事も出来たのですが、さすがに残さず平らげる事は無理でした。
4月5日





今朝、帰宅すると航空便が届いていました。
シンガポールのTan博士からでした。
中身は立派な書籍で200冊限定の発行で35番目という数字が書かれていました。アメリカで華僑が中心となり築き上げた世界28カ国が加盟する組織。一昨年にそこの会長から「これまでと違った感じで特別な著書を出そうと思うので私に祝辞の言葉を頂けないか」と云われ、送ったのがこの毛筆のものです。毛筆は苦手なのでご近所の書道の先生にお願いしましたが(ご本人が書いたのではないようで)あまり出来が良くないとは思いつつ、アメリカのほうに送った記憶が残っています。それがこのような書籍になってアメリカ~シンガポール~日本へと旅をして戻ってきたのです。オバマ大統領、ブッシュ前大統領、クリントン前大統領から祝いのメッセージも写真付き載っていました

アメリカのカンフー・マスターから送られてきたイースターつまり復活祭を祝うカードです。復活祭は年によって変わり今年は4月5日がそれに当たる日になります。アメリカの食卓には卵や乳製品、肉類などが並びます。イースター・エッグやイースター・エッグを運んでくるとされているイースター・バニーもこの復活祭の象徴とされて、このカードにも描かれているように街中に登場します。
「ワイン仕込み辛子明太子」が届いていました。大変美味しいです。この「ワイン仕込み辛子明太子」は、実はある方のブログで紹介されていて非常に美味しそうだったので注文しました。
★「辛子明太子ワイン仕込み」についての感想。
確かにまろやかな味で、大きくしっかりとした明太子ではありましたが、一つ気になった点がありました。冷凍で送られて来る為、おそらく明太子の中の余分な水分(ワイン?)が凍結して解凍後に水っぽくなり明太子の粒同士がバラバラとなることです。8分目解凍だとその水分が氷のままでシャキシャキし、食感が余り良くありませんでした。冷凍ではなく、そのままの状態でならとても美味しく頂けるでしょう。
4月8日
【壬生寺】
新撰組隊士と近藤勇局長の墓

芹沢鴨たち男女6名が奇襲された部屋。
例のカモイの刀傷は意外と浅く角度的にも斬りこんだ時のものではないと感じました。

4月9日
【辛子蓮根】
これも知合いのブログで紹介されていた熊本の辛子蓮根。
昨年、熊本へ行った時に食べた辛子蓮根の美味しさが忘れられず先日の明太子に続き注文をしてみました。
熊本で食べた辛子蓮根よりも強烈にツ~ンとくる感じで、真面目にこのまま食べると3切れぐらいしか食べる事が出来ません。辛子を少し取り除いてやっと普通に食べれるようになりました。いつか自家製辛子蓮根作りに挑戦してみようと思います。

4月10日
両親の介護で昨夜から福井へ。
北陸はまだまだ桜が満開でしたが、あいにくの雨でお花見見物の人はほとんど居ない状態でした。
しかし夜には露店が並び雨でも人で賑わうでしょう。
4月13日
【刃切れ】

お預かりしている御刀です。最初に刃切れが多く出てきた為、一度は研磨を中止しお客様にお返ししました。ところがこの御刀はそのお客様のご先祖様より代々伝わって来た大切な御刀だという事で研磨を続行する事になりました。
研磨を続けていくと刃切れの数はなんと12ヶ所以上におよび棟の受け傷も多く、この御刀が歴史の中でどれほど激戦を潜り抜けて来たかを物語っています。
更に驚いた事がありました。徐々に肌が現われてきましたが、大変珍しい綾杉肌だという事です。これは月山(山形の奥羽鍛冶)の肌でかなり古い時代の御刀だと思われます。
つまり蝦夷鍛冶(えぞかじ)の流れです。時代的には南北朝あたりか、もう少し古いかも知れないとの事です。
4月14日
【献血】

弟子の木村さんと京都駅前献血ルームにて400ccの献血。太い針で400ccもの血を抜かれているというのに、よくもまあ薄ら微笑みながら余裕でいられるものだと感心しました。
4月17日
【天然ガラス】

私は天然で希少なものが非常に好きで僅かながらコレクションしています。写真は私の信頼する台湾人の知人が又そういうモノのコレクターであり、先日大きい天然ガラスの原石を買い、綺麗な部分を腕輪に加工してプレゼントして下さったものです。人工に作られたガラスではなく地球が生み出したとても希少なものだそうで、残念ながら私の腕には入りませんが天然の温もりを感じたり透き通る琥珀色の中に見られる様々な物質を眺めるのも楽しみの一つです。
天然ガラスの存在は一般に広く知られてはおらず、ましてやここまで大きいものは珍しいのではないでしょうか。
4月18日
【堆朱】

これは堆朱というもので朱と黒の漆を何層にも色分けして塗り固めたあとに深く掘って模様を描くという中国の伝統工芸のものです。義母が戦前に天津の骨董屋さんから入手したものです。細工が細かく美しいものです。日本では仙台堆朱がが有名です。
4月19日
【モスキトン】

モスキトン
蚊よけ・カユミ止め。
発売元:丹平製薬株式会社
製造元:和協製薬株式会社
中身のほうも痩せ細ってしまっていますが残っています。
香も微妙に変化していますが、あの独特のシトロネラの香は健在です。約50年前のものです。
4月20日
恒心教というgoogle mapに悪戯をする軍団がいるそうです。皇居内にオウム真理教皇居支部と書き込んだり、広島の原爆ドームに恒心教核実験場と書き込んだり世界中の地図上に悪戯を書き込んでいるそうです。子供じみた悪戯ですが、これはgoogle側に数々の問題があるようです。もともとネット銀行をはじめインターネットのセキュリティ事態をあまり信用していませんが、まさかgoogle
mapがやられるとは意外でした。
4月22日

月の灯り。
桜は咲いていますがカエルも鳴き始めているというアンバランスな季節です。
4月23日
【佐々木小次郎】


両親の介護で福井へ。
小次郎公園がお祭りの雰囲気と急いで見に行きましたが
人は誰も居なく満開の桜と提灯たちだけが普段は静かな小次郎公園を彩っていました。おそらく週末に何かある様子。
4月24日
【化石】
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木の化石を拾いました。ネットで調べると1500年前ぐらいのものらしいです。
4月26日
【8番ラーメン】

8番ラーメン「こく旨野菜ラーメン」バター入り
これがまた美味しいのです。

定番の「野菜塩バターラーメン」
私はいつもこっちを食べます。
8番ラーメンのサイト
http://www.hachiban.jp/
4月27日
【おっさん犬】

毛が伸び過ぎて横から見るとオッサン犬のように見えますが純血のウェスティです。時間を作ってトリミングに連れてやらねばと思います。車中では必ず助手席を占拠。車が好きなのか景色が好きなのかはわかりませんが、このようにずっと前方を見ています。
本当に変な髪形。
4月28日
【武道誌掲載】

少し以前のものですが8ページにわたり紹介して頂いておりました。最近はあまりこの様な武術の雑誌が少なくなりました。私は香港では「中国伝統武術」という雑誌社の顧問をさせて頂いておりますが日本にもそのような「日本伝統武術」というような雑誌があればいいと思います。
4月29日
【師父】

香港にて飲茶。
私の先生(90歳)と兄弟子(香港映画俳優)。
この特徴あるお顔は多くの香港映画で見る事ができます。

数々の表演を見せて頂きました。
5月2日
【GW】

GWではありますが研磨の作業を休む事は出来ません。
この1週間で二振りの御刀が仕上がります。
連休初日から他府県より多くのお客様がご来店と
研磨のご依頼をして下さいました。
ご家族でおこし下さった方もおられ
代々お家に伝わる御刀が息子さんの代になっても大切に保存されるようにとお話しされていました。
京都であまり雑誌などに載らない(そういうのが嫌いで)美味しい店や歴史に残る場所などもご紹介しました。
5月3日
防犯設備を更に強化しました。
無敵の御刀保管室となりました。。
5月4日

5月5日
この時、泳ぎの得意なハスキーのほうは沖までいくらでも泳いで行ってまた戻ってきますが泳ぎの苦手なウェスティのほうは幼児用の浮き輪に乗って紐をつけてハスキーに引っ張ってもらいます。二匹とも海で存分に遊び、帰りは車中でイビキをかきながら眠りっぱなしでした。

5月14日
父と母を見舞い、仕事で三国へ行きました。台風が去った後のの影響なのか波がありましたがサンセット・ビーチの夕日の景色はゾッとするほど美しいものでした。夜にまた人と会い京都に到着したのは深夜でした。

5月16日
これが有れば夏までには間に合うと思います。ひとつ試してみますか?

5月17日
京都はあちらこちらでお祭りをやっています。
おかげで市内は迂回の看板だらけで、まるで迷路のようです。家にまっすぐ帰れません。今週末も武術のイベントが私の道場兼店舗で3日間開催されます。シンガポールから太極拳研究家であり医師でもある陳博士がお見えになり講義をして下さいます。博士の技術は武術界ではゴッド・ハンドと呼ばれ、あらゆる関節や腱、腰椎、頸椎をはじめ骨の傷みについてもその場で治療をして改善して下さると有名です。もしご相談されたい方はご連絡下さい。24日(日)までです。

5月18日
7月に開催される「嵐山古武道奉賛会」第一回演武大会の準備が着々と進んでいます。関東、関西方面から伝統剣術各流派の先生方が参加され演武をして下さいます。この大会は、後に開催地が世界遺産登録をされている嵐山、天龍寺での開催となる予定です。毎年一度の開催となり京都嵐山の歴史に残る催しの一つになる事を目指しています。
5月19日
先日、三国駅前で見た恐ろしい光景。
特撮ではありません。
家がカニに襲われていました。

なぜか逆さま。

5月22日
不動滝
この場所は佐々木小次郎が剣術の練習をしたところです。
何年か前の大雨の時には鉄砲水のため川が氾濫し犠牲者もでました。大きな岩が大量に流れて来て川や道路を塞ぎました。今は綺麗になり全国から人が集まるハイキングコースとなっています。空気がとても良く滝の真下に近寄れるよても良い場所です。

5月24日
シンガポールから陳政嶬博士が来日。
22日、23日、24日の3日間、太極推手の講習会を開きました。10~35年の熟練者の教練のみを集め中身の濃い講習となりました。

中央:陳博士

キャンディ師範
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5月25日
北海道の武術の知人から頂いたビスケットやクラッカーに
手作りクッキーです。

陳先生からのお土産。翡翠の金魚。

5月26日
フィルムの写真機が懐かしくなりネットでフィルムを購入してしまいました。今はデジカメで大量に撮れて気に入らないのは削除できるという便利な時代。現像代も高くつくのはわかっていてもつい懐かしくなり、今もこの写真機は動作するのだろうか?など、複雑な心境でシャッターを恐る恐る押してみました。どうやら動いているようで安心しました。
撮れているかどうかはまだ未確認。

5月28日
以前、鯖江で弟が連れてくれた焼肉屋さんで「めばえ」という非常に美味い店がありました。しかし店内は煙がもくもく状態。七輪で炭火焼きするのですが網ではなくこの様な鉄板に穴が空けてあるだけのもの。かなり抵抗を感じましたが肉は勿論のこと、自家製タレの美味さは他にはないレベルでした。しかし国道沿いに次々と大きいチェーン店の焼肉屋さんが並びだし、いつの間にか「めばえ」は無くなってしまいました。大きいものに押し潰されて無くなる、弱肉強食の時代の流れはどこの世界でも常ではありますが、便利さとは別にどことなく虚しい世界になってしまったように感じます。

5月29日
弟子の一人からもらいました。
コストコのニュージーランド・ミートパイ。
電子レンジで解凍しオーブンで焼くそうですが面倒なので
クッキングシートで包んで約5分加熱しました。
パリパリした食感は電子レンジでは得ることが出来ませんが
私は皮がポロポロ落ちるのを気にせずしっかり頬張って食べる事が出来るので電子レンジ派です。牛肉100%のミンチとチーズが入って味も以前オーストラリアで食べたミートパイとほとんど変わらず、これはまたコストコに買い出しに行っても良いくらいの美味さでした。トッピングしたサワークリームがマッチしたのかも知れません。

5月30日
①鼻づまり、頭痛 ②首 ③気管 ④耳 ⑤目
⑥声帯 ⑦肺 ⑧肩 ⑨甲状腺 ⑩横隔膜 ⑪心臓
⑫脾臓 ⑬膵臓 ⑭副腎 ⑮腎臓 ⑯横行結腸 ⑰膀胱

6月1日
MARSコロナウイルス
(MARS 中東呼吸器症候群)
2015年5月30日現在の合計では、1149人感染(韓国12人を含む)、431人が死亡しているようです。感染地域は2015年5月に中国、香港、韓国に広がっている模様。肺炎を主症状としており主な症状は、発熱、せき、息切れなどです。下痢などの消化器症状を伴う場合もあります。MERSに感染しても、症状が現われない人や、軽症の人もいますが、特に高齢の方や糖尿病、慢性肺疾患、免疫不全などの基礎疾患のある人で重症化する傾向がるそうです。死亡率が40-50パーセント前後と非常に高いそうです。因みに2002年~2003年にかけて中国・香港・台湾にて大流行したSARSの死亡率は9パーセント前後と低いでした。
このウイルスは下気道に感染しやすく肺炎の症状が突然現れるといわれています。潜伏期間は2.5日~14日間。遺伝子解析からヤマコウモリが起源とされているそうです。
感染については、海外の感染予防対策の実施が不十分な医療機関等においては、患者から医療従事者や他の患者に感染(二次感染)した例が報告されています。ただし、季節性インフルエンザのように、次々にヒトからヒトに感染すること(持続的なヒト-ヒト感染)はありませんとの事です。
厚生労働省からの情報にもコマメに注意しておきたいです。
6月2日
南アフリカへ武術の指導で行った時に現地の先生方に
サン・シティへ連れてもらいました。昔はアパルトヘイトのあった場所でしたが現在は巨大な高級リゾート・ホテル&カジノになっておりセキュリティも厳しくサバンナ地帯にラスベガスの一角がそのまま入ったような感じを受けました。
とは云ってもサン・シティの外では大勢の黒人たちが今もプラカードを持って施設の外から中でリゾートを楽しむ富裕層の白人や観光客たちに大声で何かを訴えていました。
私は国内ではパチンコも競馬も麻雀もしません。しかし海外でのカジノでだけはスロット・マシーンを天井を決めて楽しむ事にしています。良い音楽を聴き車の運転の心配もないのでドリンクを飲み半分くつろぎながらという感じです。たとえどんなに好調でも、これから大勝ちしそうな気配を感じても時間(2時間)が来たらピタッとやめるのが勝ち逃げ、あるいは負けが最小限で抑える事が出来る自分なりに覚えた秘訣です。このサン・シティでの成績は時間に限りがあったのでそれが逆に良かったのか1時間で3000米ドルぐらい。たまたま運が良かったのだと思います。これで欲を出していつもどおり2時間続けていると確実にマイナスになったでしょう
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6月4日
嵐山伝統武術奉賛会のページが出来ました。
まだ写真が全部揃ってはいませんが大きい宣伝用のポスターも製作予定です。この嵐山伝統武道奉賛会は今年の第一回を皮切りに今後は年に1回のペースで定例会とし、開催地を現在の嵐電嵐山駅特設会場から世界遺産の天龍寺に移せるよう準備を進めております。初回から師範方の御助力、お声かけのおかげで多くの先生方がご参加下さる事に対し感謝の念に堪えません。
6月6日
この時期、朝晩の気温の差で体調を崩したり、梅雨でも飛んでいる花粉やカビなどによって咳が止まらず眠れないという方へ。実をいいますと私も暫く忙しかったせいか軽い気管支炎になってしまって数日間、咳が出ていました。しかし咳止めを飲むと眠くなり車の運転や集中力のいる研磨作業に支障がでます。のど飴もいまいち効かず、いろいろ試してみた結果、次の昔からある方法が眠くならず効きめがあり良かったです。
・蓮根の皮ごとすりおろした絞り汁を飲む。これは想像した以上に不味くなく飲みやすいものです。効果はありました。
・大根おろしの汁に蜂蜜を混ぜて飲む。これも飲みやすいものでした。効き目あり。
・肩甲骨と肩甲骨の間にホカホカを貼って温める。それほど効果はなかったです。
・生姜とシナモンと蜂蜜のお湯割り。非常に効きました。
・熱い番茶に梅干し、生姜を投入。普通。
6月8日
用事で敦賀まで行きました。
「伝統の鞘作りを授業の参考にしたい」と大阪の学校の先生の依頼で御じゃましました。久しぶりに会う鞘師職人の池田さんはとてもお元気そうで居合をされているせいか少し体格が良くなったように感じました。池田さんとは昔、一緒に刀剣研磨を勉強した仲間なのでお互い違う道を歩みながら御付き合いを続けて頂いています。
6月13日
昨夜、深夜にメールが届きました。
音が鳴ったとき時間を後戻りして欲しいという気持ちになり
メールを開くとどういう内容なのか、そして更に続けて別のひとからもメールが相次いで届き、とうとう旅立たれてしまったのだとわかりました。本当に良くしてもらい、よく話してもらい、何度も励ましてもらい、最後のギリギリまで私の仕事をしてくださったTさんの急逝の知らせでした。言葉が出ずただただ彼と出会ってからこれまでの思い出を頭の中で巡らせました。闘病中でお辛いときにさし掛かっても最後の最後まで励まして頂き本当にありがとうございました。
明け方4時ごろまた電話が別の鳴り他のひとからの知らせでした。そして朝6時20分。また電話で知らせてくれる人がいました。皆気持ちは同じで、ただただ残念でならないと。大阪まで通夜に行きました。昔の仲間達も皆顔を揃えTさんの死を悼みました。そして明日も本葬に立たせて頂きお見送りをさせて頂こうと思います。
6月14日
今日は朝からTさんとの最後の別れの為に大阪へ向かいました。御子息がしっかり跡を継ぐと決意を表明されTさんも安心されたと思います。
6月16日

元町ラーメンが食べたい夜。
味の染み込んだチャーシューにタップリ絞りたて生大蒜。
濃厚醤油味と生ニンニクが溶け合った刺激のあるスープ。
がまん、がまん。
6月19日
湿気との闘い。
常に風通し良く。
人とのお付き合いも同じく。
6月22日
嵐山伝統古武道奉賛会の演武会場となる嵐電嵐山駅。
平日でも多くの観光客で賑わいます。当日は日曜でもあり恐らく多くの人に伝統武道を知って頂ける事でしょう。
官司による祈祷の手配、控室やポスター、その他様々な手配も進ん出来ました。遠くから新幹線などでお見えになり猛暑の下で演武くださる先生方が少しでも良い環境で過ごして頂けるようにスタッフの方々との打合せも怠れません。
6月23日

北陸道女形谷SAの竹田のあげうどん(きつねうどん)は、かつお出汁がきいて厚みのある大きいアゲがどかんとのって私の大好物の一品です。あげは売店でも販売していました。
6月25日~6月30日
香港へ。

足を骨折し全身麻酔で4時間の手術。術後三日しか経っていない相方と香港へ。本当ならあと4日間は退院出来ないところを無理やり退院。理由がありました。92歳で他界した武術の恩師との最後の別れのためでした。約500人の参列者の前で英語でのスピーチ。車いすに乗ったままで行われました。香港に到着するまでが大変でしたがシッカリやれたでしょう。見ているこっちが手に汗を握りました。道教の形式での葬儀は皆さんが白い衣装。白は悲しみを表す色だそうです。
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葬儀のあとアメリカとブラジル、チリから参列しに来た同門たちと一緒に食事。英語、中国語、広東語、スペイン語、ポルトガル語、そして日本語が入り混じってまるでピザのようでした。

帰りの飛行機が機器の故障で5時間遅れ。機内で3時間半閉じ込められたうえ、台湾での乗り継ぎが間に合わず空港内のホテルでの一泊を強いられました。入国審査場から外に出れず翌日の午後まで空港に軟禁状態。たっぷり寝ました。

台湾での一泊のおかげで好物の牛すじ麺を頂けました。もちろん空港内の食堂なので特別にうまいものでは有りませんが決して不味くはなくソコソコいい味でした。

台北~大阪はマイルでビジネス・クラスへアップグレード。空席が目立ちました。僅か3時間ほどのこと、エコノミークラスで十分です。しかし映画を観るのにはこの綺麗で大きい画面は最高でした。食事もサービスもシートも文句なし。マイルはやはり便利です。
7月1日

レントゲンで骨の回復具合を見てもらうために受診に連れて行きました。ギプスに巻かれた包帯が外されると・・唖然。ドクターに「すいません!」と詫びながらまたもや冷汗。しかも名前を切ってくれるなとギプスカットの位置まで指図をしている。私は横で平謝り。しかし技師さん、さすがでした。この迷路のように描かれた香港の武術家達のサインを潜り抜けるように一文字もカットする事なく見事ギプスを二つにカットしてくれました。足の方はやはり術後の渡航がきつかったせいか紫色に痛々しく腫れ上がっていました。このような状態で痛みを我慢をしながらも大きい勤めを果たした事についてはこちらもさすがとしか言いようがありませんでした。
7月2日
本日滋賀県と大阪からお越し頂きましたお客様方の時間がなぜか重なってしまいましたが、一緒にお話しが出来ていつもより賑やかな雰囲気でした。仕上がりが来年の3月になってしまうにも関らずお二人共に御刀の研磨と諸工作をご依頼下さいました。
普段はお客様の事はあまり書かないのですが、あまりにも日常的に起こりうる事なので少しここで書かせて頂きます。
一人の方が日本刀がどの位斬れるのかと思い、軽い気持ちでリンゴを切られました。そうすると切った部分が黒く変色してしまったそうです。それで「これは大変だ!」と思われ、その部分をピカールという研磨剤でその部分を磨かれました。そうすると、その部分の刃文は消えてしまい真っ黒になってしまったそうです。やはりリンゴの酸が肌をやいてしまい黒くなってしまったのだと思われます。更に人工の研磨剤では決して本来の御刀の仕上げは出来ません。面白おかしく事情をお話しをされていましたが、これは良くありそうな事なので書かせて頂きました。刀剣研磨 剣武堂

ダメ!
7月4日
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関の金物店さん
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刀剣博物館では写真撮影の許可を頂きました。本当に良くつくられていて生きている様な刀匠たちでした。。

金重も展示されていました

越前國清泉寺の住僧、正宗の十哲の一人。晩年は関に住し関鍛冶の基礎を創った名匠ですが初代の先品はほとんどありません。おそらく二代目でしょう。
7月5日
昨日の続きです。

関市の刀剣博物館のすぐ近くに孫六という鰻丼の店があります。炭火で焼かれた外はカリッとして、中はフワッとした独特の食感はやみつきになります。写真のうな丼中で2500円。
7月9日
今年もまたアメリカのシカゴ大学から多くの研修生達が教授に引率され来られます。日本の伝統文化に興味を持つ外国の学生さんたちは少なくありません。約4週間のあいだに沢山の日本の伝統文化(日本刀も含む)と触れ合い学習されるそうです。そのスケジュールの中の一つにとの要請があり昨年から協力するようになりました。今年で第2回目となります。また昨年とは違った顔ぶれとのこと。それぞれ人数分の個性があります。質問攻めの積極的な若者や遠慮がちで蔭からそっと見ているようなタイプ、または終始ジョークを飛ばしていたり、考え過ぎて無口になるタイプなど様々です。
7月12日


先日行った香港の街にな道端の植込みの植物が日本でいわれている観葉植物たちでありました。ホンコンカボックとサンタンカ。日本の冬に行っても咲いています。香港の冬は日本の秋ぐらいの気候なので冬越し(冬はありませんが)が出来るのでしょう。
7月14日
嵐山伝統武術奉賛会のポスターが出来上がって来ました。
京都市内の各駅構内、京阪電鉄、阪急電鉄、市営地下鉄などに貼られています。因みにタップダンス・ショーの会場は奉賛会とは別の場所となります。奉賛会では大変めずらしい鎌術なども披露されます。
7月18日
昨日は携帯電話で避難勧告が届き、サイレンはあちこちで鳴り響き加茂川の水位はすれすれまで上昇し濁流が不気味な音を立てて流れる中、消防や警察が警戒にあたっていました。
明け方から雨足は弱くなり、やれやれとようやく寝る事が出来ました。本日は午後から雨があがり涼しい風が入って来て気温は26度と快適な一日でした。夕方からは京都市役所を上がったところのルーフトップ・ビヤガーデンで食事をしました。感じが良く料理もとても良かったです。
いま話題のキヌア料理も食べることが出来ました。

キヌアサラダ

ブラックオリーブピスタチオの料理
7月21日

キノアご飯&自家製賀茂茄子のオリーブオイル炒め
キヌアはキノアとも呼ばれ、南米のアンデス地方原産の穀物です。5000年もの昔、古代帝国インカの時代から栽培されており、「穀物の母」と称されています。高タンパク低カロリーな食材で、ビタミンB類も豊富に含まれています。
葉酸は緑黄色野菜と同じ量が含まれていたり、リジンを始めとする必須アミノ酸9種類全てを含んでいるのも注目です。
白米と比べても驚きの栄養価があるのです。
タンパク質2倍
良質な脂質5倍
食物繊維8倍
カリウム6倍
カルシウム10倍
マグネシウム7倍
リン7倍
鉄8倍
食事で取り入れなければならないアミノ酸の9種類すべてを含み、宇宙食として評価されている実績を持つスーパーフード
1日大さじ2杯を1ヶ月続け、コレステロールが低下した報告もあり、グルテンが含まれていないので、小麦アレルギーの人でも食べることができるのもスーパーフードと言われる理由です。
具体的には以下のような事に効果があります。
血圧上昇の抑制
悪玉コレステロールを抑える働きがあり動脈硬化・糖尿病・大腸ガンなど
生活習慣病の予防
貧血症の予防
抗アレルギー作用
低カロリーの理由
茹でる事で5倍近く膨らむため、結果的に摂取量が減りカロリーも下がるという事で、100g中のカロリーは白米よりもわずかに高いという事は覚えおきましょう。
1カップのキヌアを、お米と同じように洗います。
お鍋に1カップのキヌアに対して、2カップのお水を入れます。お鍋の蓋を少しずらして、中火の弱で18分くらい経ったら、火を止めます。蓋をして15分程度蒸らしたら、ふっくらとしたキヌアの出来上がりです。
同じく炊飯器でも炊けますが、鍋で炊いた方が早く出来上がります。
7月24日
気象庁発表の台風進路情報です。
26日の台風接近が気になっていましたが、どうやら近畿には接近しないようで少し安心しました。遠くから御出で下さる先生方に気持ちよく御演武頂けるよう無事に嵐山伝統武術奉賛会が開催できる事を願います。沖縄、奄美地方、九州南部への接近は回避出来ないようなので充分にご注意ください。
7月26日

台風12号の接近の為、開催延期の可能性が懸念されていましたが、西日本には全く影響がなく晴天となり無事に嵐山伝統武道奉賛会を開催する事が出来ました。遠方からお越しになった先生方に心から感謝致します。野々宮神社の宮司様のお祓いの儀から始まり最後まで大きなトラブルもなく「第一回目としては大成功でしたよ。次回もやりましょう!」と先生方からお声を頂いたとき、ようやく胸を撫で下ろす気分になりました。また、今回は人数オーバーの為に出場できなかった先生も来て下さり次回出場の意思を表明されていました。人数の追加が重なり裏方で一生懸命準備をして下さった方々には相当な無理を云ったりした、にもかかわらず汗を流しながら最後まで気配りやお手伝いをして下さった皆様には心から感謝致しております。
7月27日
こ週末は嵐山の事で仕事が止まっていたので本日からまた復帰できます。朝からお客様3人、午後は研ぎ、夜は道場練習といつものペースに戻しました。今のところ遅れなし。暑さだけが難儀です。
7月29日
本日もお客様がお見えになり、もう仕上がりは来年の5月になるというのにお預け下さいました。師範の体調があまり良くないらしく原因はと聞くと早朝起きであるのに真夜中、朝方に送ってくるメールの対応で睡眠不足らしい。メールというのは便利であるが常識の範囲を超えるのは良くない。
私の携帯にも良く迷惑メールが来ていましたがアドレスを難しいものに変えてもらってからは全くゼロになりました。
夕方からは会食に招かれまた興味のある企画のオファーを頂きました。
7月30日
本日から非常に日本贔屓と云われる台湾では誰もが知るあの方の秘書さんたちがお見えになります。日本武道に関する企画だそうです。二年ぶりの来日ですが台湾では良くお会いしています。忙しい毎日ですが先日の嵐山伝統武道奉賛会も含め色んな方面で猫の手ぐらいの役に立てているのであれば、それはそれで甲斐があったと思えます。
8月6日
【不参加表明】

2012年マレーシア世界大会.。選手の写真ばかり撮って自分のはほとんど無いに等しいというのが監督の宿命。しかし右端にちらっと映った写真をアルゼンチンのコーチから頂きました。丁度この頃、博物館からの研磨の納期も重なっており約5日間ほど日本を離れるのはとても気持ちが落ち着きませんでした。(お預かりしている御刀は毎月○万円を支払って200%安全な場所に常時保管して頂いていますので安心です)
この時期は親の介護も含め一時に色々集中し厳しい時期でした。
納期には遠征の期間を含めて余裕をとらせて頂いています。
マレーシアまでお見積りの電話を頂いたりたりもしました。
試合が終わると会議やバンケットなど本心どうでも良く感じており
早く御刀や砥石に触れたいという気持ちでどうしようもありませんでした。根っからこの仕事が好きなようです。好きだからこの世界に入りました。
しかし今年9月に開催されるアルゼンチンでの世界大会には現地の状況やアクセスの悪さを考えて不参加を表明しました。
飛行時間合計27時間、乗り継ぎ時間含めて32時間という劣悪な状況のあとでの試合は選手にとってはとても酷です。日程に余裕があり体調を整えることが可能なら話は変わりますが、日本人は会社や店を長く休むこと自体が不可能です。苦渋の決断でしたが今回は参加を諦めました。そしてもう長く親しくしてもらってる格闘家のE・井上さん達と一緒に福島でボランティア活動をする事になりました。
8月7日
【ずんだ餅】
福島から弟子が来ました。「ずんだ餅」が好きだと以前に話していたところ、わざわざ駅で冷凍の「ずんだ餅」を買って来てくれ京都に着くころに自然解凍され丁度食べごろでした。東北地方には普通に売っているそうで羨ましいかぎりです。また福島にボランティアに行った時にはおそらく飽きるほど毎日食べてしまう恐れがあるので要注意です。金曜の練習が終わり、そのあとは焼肉食べ放題へ直行。目当ての焼肉店がラストオーダーの時間を過ぎていたので次の店へ。感想としては食べ放題よりも単品オーダーで注文するほうが肉の質が全く違うのと、まず食べ過ぎない、太らない、時間制限もない、ということです。
8月8日
【愛猫ミミ】
大津の堅田港で拾って18歳のうち3年以上一緒に暮らした飼い猫が天国へ旅立ちました。帰宅すると嬉しそうに寄って来てくれあまり病気をすることもなく元気な猫でした。拾ってきた当初はうちには既に先に拾って来ていた7匹の猫が居ました。もちろん世話も大変でした。長く家を空けられないのも当然で、留守中の面倒は人に頼んで行ったりしていました。そこにまた新たな仔猫を3匹拾って来たものですから、それを見ていた義母が1年後に3匹とも引き取ってくれました。義母が大変可愛がってくれましたが他の二匹は既に老衰で数年前に死にましたがこの子だけは義母が他界した二年前も元気でいました。義母が居なくなったのでまた私のところへ帰って来たのです。シルバーの長毛で顔はアメリカン・ショートヘアーのような丸い顔に丸い大きな目。ちょうど義母の誕生日に息を引き取りました。
練習後は福島から来ている弟子たちと天然温泉のスーパー銭湯で約2時間ワイワイ(人から見ると私は修学旅行生の引率のよう)、その後は弁慶うどんに行き全員お決まりの「すじカレーうどん」。閉店まで色々話して解散となりました。
この弁慶うどんは昔からあり、ここのキンピラは猛烈な辛さで最初は口に入れた事を後悔するほどでしたが、人間とは慣れて行くもので今はトッピングで必ず注文するほどになってしまいました。今は其々役所や会社に勤め、いい年になった弟子達は大学生の頃からうちに来ている為、うちに来ると再び心が其の頃の状態に戻ってしまうという変な現象が起こっています。彼らの話し方や会話を聞いているとやっぱり学生そのもの。勿論、職場では絶対にそういった事はないはずです。これでいいのだろうなぁ、きっといいんだろう、と子供の様にはしゃぐ彼らを見ていました。
8月9日
【伝統武道】
先日の嵐山伝統武道奉賛会の評判が良かったらしく猛暑の中でご演武下さった皆様に心から感謝しております。次回、もし同じ場所で開催する場合にはもう少し時間1~3部のあいだの時間を開けて欲しいとの要望もありました。
あと、伝統中国武術の名師表演や伝統獅子藝も案に上がっていますし、日本武道の先生方からも問い合わせやご意見を沢山頂き有難いことです。日本の伝統武道も、伝統職人も先人達が伝統とつくものを後世に伝える為にどれほどのご苦労をされて来たのかは私どもには想像もつきません。
しかし後継者を絶やさない為にも公開できるものは積極的に発信して広めると良いのではないかと思います。
話しはそれますが中国武術の世界には内弟子にしか伝えない奥義、秘伝は必ずあります。勿論、私の道場にもそれはありますから拝師という形をとっています。しかし一般稽古では見学者や体験入門者など誰もが出入り出来るようにオープンにしています。そこで残って行き年数に応じた厳しい修行にも耐え黒帯になり初めて拝師の資格を持ちあとは本人の自由意思で進路が決まります。
日本の武道、中国の武道に共通して良いところの一つには年齢を重ねる毎に成長でき、仮に80、90歳になっても健康であれば続けられるということです。私の師父は92歳まで現役でした。
話しは戻り、この嵐山伝統武道奉賛会の会場には多くの武道関係者の方やプロの方、報道関係、映画関係の方、武道をこれから始めたい方等も来られていたようです。あれほどの猛暑日の中、わざわざ来て下さり感謝致します。
8月14日
【フォーチュン・ガーデン】
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フォーチュン・ガーデン、ルーフトップにて。
ムサカという食べ物です。トルティーヤに中東系の香辛料の香りが利いた挽肉を巻いて頂きます。今日は気温がそう高くなく夜のガーデンレストランは時折涼しい風が流れ込み快適に過ごせました。
8月16日
【大文字送り火】

宝ヶ池公園のグラウンドには地元や遠くは福井からバスで何もないこのグラウンドに人が集まって何かを待っていました。20時5分45秒ごろ、突然すべての照明が消され真っ暗に。

そして20時6分00秒、「ボッ!」っという音と共に正面の山に火が灯り大きく「妙」の文字が浮かび上がりました。周囲からは拍手と歓声があがり私もこの粋な演出には海外アーティストの来日コンサートのようだと驚かされました。

京都に暮らしながらいつもは見ない五山の送り火ですが、今年は刀職の友人Tさんが亡くなり一昨日にお盆の御挨拶をさせて頂き、今夜は送り火を見に行きました。

そうこうしている間に研ぎ師仲間のMr.Nからメールが入っていて修学院の道場に来てくれていたと書いてあり、すぐに連絡をすると、実は昼に大文字に上って来たとの事。おそらくMr.Nは親友だったその刀職のTさんの為に大文字に上ったのだと思います。行き違いになってしまい会えませんでしたが宿泊先を訪ねてフロントにタコ焼きを預けてきました。
8月21日
【リニアモーターカー】

長野にて北辰一刀流の師範とお会いしたあと山梨へ向かい
超電導リニアモーターカー試乗会に参加して来ました。
山梨実験センターから片道42キロ往復×2
ほとんどトンネルの中です。

6月に募集がありましたので応募したところ当選しました。
乗り心地は新幹線の500系と良く似た横揺れを感じましたが
思ったよりは揺れや振動は少なく快適とまではいきませんが揺れの少ない飛行機に乗ってるような感じでした。
最初の時速150kmあたりまではタイヤ走行で走り時速が
200kmになるまでのあいだに浮上走行に変わります。
その変わる瞬間が何とも云えぬ感じで急に音も振動も静かになり、まるで飛行機の離陸の瞬間のようでした。逆に今度はタイヤ走行に戻る時には少々衝撃があり、これまた飛行機の着陸のような感じでした。開通する頃に我々が何歳になっているかを思えば今回の試乗は良い経験となりました。
8月23日
【靖国神社参拝】

終戦70周年。靖国神社へのお参りです。
多くの人が来られていました。
8月24日
【研磨研修会】

代々木の日本美術刀剣保存協会にて刀職を対象とした研磨研修会がありました。日本美術刀剣保存協会・京都支部から推薦状を出して頂き昨年から参加しました。3年で終了です。
今回も顔ぶれはほぼ同じでとても懐かしく会場も良い雰囲気で研修会の一日目が終わりました。無監査の講師の方々のリードも素晴らしいし研修生、聴講生の皆さんが本当に気さくで良い人達ばかりでお互いに流派は違えど学び合う所も大いに有り有意義な時間を過ごせました。明日も朝から夕方5時半まで缶詰です。
夜は姪がホテルまで会いに来てくれたのですが私は寝不足もあったため部屋で休憩。奥さんに任せて二人で食事に行ったりホテルのバーに行ったり。うちの奥さんは小さい時からずっと見てきた姪の事を娘のように思っていて姪もとても慕ってくれているようです。
8月25日
研磨研修会二日目。
海外から来ている外国人の研修生の方などは言葉の壁があり自分の質問も日本語で聞けないし、困っていた様子でした。通訳が一人いれば良いかと感じました。
それでも言葉が通じないなりにも周囲の皆さんが一生懸命手伝って少しでも理解できるようお手伝いされている姿には心を打たれました。この研修会は出れば出るほど学べるし良い人たちにも出会えます。そしてご指導くださる講師の方々もお疲れなのに一人一人に合わせた指導をして下さいます。明日は最終日で閉講式があります。
8月29日

研磨の部が26日、白鞘の部が29日、無事に両研修会が終了しました。
8月31日
8月仕上がりの御刀は全て完成致しました。
現在9月仕上げの御刀の研磨中です。少し予定より早く仕上がりそうですので順次ご連絡差し上げますので宜しくお願い致します。
9月4日
【福島仮設住宅】

格闘家のエンセン井上さんがしている福島の被災者仮設住宅や老人福祉施設、児童福祉施設などを訪問し贈り物を渡し激励する37回目の活動に同行させて頂きました。彼は震災以来、この活動を宣伝なしにずっと地道に続けて来ました。ハワイからも彼の友人が応援に駆けつけ大量のビールを購入し配っていました。うちの弟子で福島県庁に勤務するAくんも応援に駆け付けてくれました。
9月17日
【尊敬】

香港の師匠の遺灰が帰って来てから挨拶に伺えてなかったため1日多く日程をとりお参りしました。師兄たちが迎えてくれました。伝統門派ですので長い歴史があります。日本では日本人同士、他派を批判したり、見下したりする武術家も少なくありません。しかし自身が安定していればそういう事をする必要はないはずです。
私は自分の師匠からも師兄からもそういった大人げない文言は一度たりとも聞いた事がありません。尊敬できる師匠であったし、師兄たちの事も先輩として、人として尊敬できます。
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形見となりましたが師匠の作った薬は痛みに良く効きます。
9月19日

香港映画俳優の陳観泰先生の70歳記念式典に招かれ演武を披露して来ました。左から周強師傅、陳政嶬博士、陳観泰師傅、赤川裕実。
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TVでも放映されました。
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映画「
イップ・マン 最終章」の主役男優アンソニー・ウォンも来ていました。(右から4人目)
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陳観泰師傅の剣を使った演武。
9月21日
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左から栗崎師範、イスラエルのArnnei師範,Michael師範
イスラエルから向こうでは一番大きな柔術団体の師範と拳法の師範が何かを学んで帰り弟子たちに教えてやりたいと来られました。そういう事ならばと帰国後間もなくでしたが自分の技をお弟子さん達へのお土産として伝えました。

当初、道場を訪ねたいと連絡が来たときは道場破りのつもりかな?と話していましたが、うちの栗崎師範が快諾したのでまあ、どちらでも良いと。お会いしてみるとお二人とも紳士でした。
10月13日

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玄関先の植物たちをそろそろ温室に移す準備をしなければなりません。夏はスクスクと成長してくれましたが、寒さに弱いものばかり。月桃、セローム、ジャスミンなどは5度を下回ると急激に弱ります。
10月19日

蕎麦畑(福井県鯖江)

休んでいる畑をコスモス畑にするという発想は素晴らしいです。多くの人が立ち止まって写真を撮ったりして楽しんでいました。草だらけに放置するより花畑で人に癒しを与えられたほうがずっといいです。
弟から譲りうけたポポーの木の果実。
収穫後すぐに熟し、柔らかくなってしまうためか市場には出て来ません。しかし、バナナとリンゴとカスタードクリームを混ぜたような味がしてなかなか珍しい果物です。寒さに強いので、もし好みに合う味であれば庭に一本植えてみると毎年楽しみが増えるかも知れません。

こちらは柚子です。
自宅の柚子の木はアゲハの幼虫が葉っぱを食べてしまい全然成長しませんが弟から受継いだ柚子は大きい実がよついていました。種類が違うのかも知れません。
11月1日

多賀SAで焼き栗を買いました。
丹波栗と天津甘栗を足して二で割ったような甘さのある大粒の栗でした。特殊な機械で焼くため皮が非常に剥きやすく手も汚れませんでした。
11月2日


先日友人から頂いたドイツのグミです。
カッチェスというブランドのカッチェンという真っ黒ですがオールベジタブルメイドという安心できるものです。
初めて食べた瞬間、この世のものとは思えない変な味がして慌てて成分表示を確認したほどのものでした。しかし、表示を見て納得。強烈な香りと甘さはリコリスとアニス、ブラウンシュガーから成るものだと。頭がそう理解すると逆にこれほど美味しいグミは珍しいと思う程美味しく感じ始め、一袋ペロリ。更にネットで探して注文してしまいました。
リコリスは滋養強壮、咳、喉の痛みや腫れにも効き、更には抗酸化作用もあるといいます。別名:甘草ともいい、生薬としてよく使われています。いいものに出逢えたと友人に感謝です。
11月12日

香港で会議が開かれました。
今夏、アジア地域の会長に選出されましたので香港、中国、台湾等の組織の統率に力をかけたいと思います。
飛行機の到着が早かったので1時間早く着いてしまいました。
綺麗なレストランです。
高齢で認知症の母親の介護、転院等の手続きや医師からの呼び出しで京都から福井への往復が何度も重なり疲労の中、研磨コンクールへの出品刀を時間ギリギリで仕上げました。
今年は諦めようと考えていましたが、また一年後になってしまうので睡眠時間を削ってコツコツ仕上げました。
時間に追われ慌てると直前に錆が出たり、ヒケに気付きやりなおしたり、思うように仕上がらなかったり。
なんとか締切りギリギリに仕上がり、厳重に梱包し発送を終えての渡航でした。お得意様がとても高銘で素晴らしい御刀を御貸し下さるとお申し出いただき拝見しましたが、全く手を加えないで良いほど非常に美しい御刀でした。
それをコンクールに出すのはさすがにフェアではないと思いその御刀をお借りするのは断念しました。
いつもの様にあえて錆の出ている無銘の大刀を選びました。昨年、私の知人の研ぎ師さんが無銘の大刀で入賞。これぞ真の実力だと心の中でとても喜びました。自分もそのように頑張りたいと思います。
11月13日

ここ数日の疲れを回復させるため朝10時迄休みました。
起きてからいつものジュース(ブルーベリー100%)を買いにホテル近く迄。正午にチェックアウトで別のホテルに移動します。午後からは稽古とその後は兄弟子らとの食事会。ホテルに戻れたのは深夜1時過ぎ。
11月14日
私の所属する門派の親せき筋にあたる門派からの招待でイベントに出席しました。(写真後日アップ致します。)

美しい獅子が力強い演武を魅せてくれました。

先ほどの獅子の演武が終わる頃にはもう次の獅子が目から電光を放ちながら待機しています。

香港の夜の宴は深夜まで途切れる事無く続き、料理も是に負けまいと次々と出てきて腹の皮が引き攣れ痛くなるほど多くの料理が振る舞われ、ついに限界を超えギブアップと宣言しようとしたところ直径10センチ以上はありそうである巨大な桃饅頭が目の前にドカンと置かれ死にそうになりました。

とはいっても夜食


これはドリアンのアイスクリームです。
あの独特のクサい香りも味もそのまま、本物に非常に近いものでした。ドリアン好きの私は香港のスーパーでドリアンを見つけてもホテルで食べる事ができない(多くのホテルはドリアン持込み禁止です)ためにいつも残念な思いをしていました。10年程前の話ですが台湾で試合があり、選手らを連れて行きドリアンを知らない彼らに食べさせてやろうと近くで買ってホテルの部屋で皆に食べさせている最中にホテル支配人が部屋までやって来て、「お客様!すぐにドリアンを回収します。当、ホテルはドリアン持込み禁止です!他の部屋から苦情が出ています!」とのこと。目が点になるような言葉でしたが確かにクサいのでそこは納得し、言われるままドリアン回収袋に投入。
が、アイスクリームならホテルの廊下にまでクサい臭いが漏れる事はないだろうと堂々と客室内で蓋をオープン。苦情も出ず本物に近い味をゆっくり楽しめて満足しました。

11月15日
朝8時、チャーターのバスに乗り香港を北上。中国の手前に巨大な建築物があり、そこが香港の人たちの遺灰を納める場所。小雨の降る中、師匠の納灰式に参列しました。香港では葬式や納灰には家族や親族のみという慣わしがあるのですが私達は葬式も納灰式にも招待して頂きました。おかげで最後に師匠を見送ることもでき、納灰の儀の時には息子さん達と一緒に並んで供え物を火で燃やす儀を務めさせて頂きました。感謝の気持ちでいっぱいです。

11月16日
飛行機が夕方飛ぶので昼はゆっくり出来ました。
ホテルが大変便利で下にショッピング・モールやスーパー・マーケットが入っています。昼食も多少混雑しますがエレベーターを降りるだけで様々な店の中から選べます。

連日の晩食会で暴食が続き、この日はお粥と牛肉と筍の肉団子、野菜に薬膳ゼリーで消化器に休息を与えました。
11月24日

1970年代後半に香港で一緒に柔道をやっていた仲間が集まりました。警察官、医師、法律学院の校長、大学理工学部の教授、会社経営者、各々の道で今も現役で働いています。
しかし、話しはやはり柔道や拳法の話題に始終。
これからは年に数回は香港で集まり一緒に練習をする事とになりました。
11月30日

ブラジルで師匠の名の選手権大会が開催されそのポスターが届きました。同時にアメリカの弟子が作ったキーホルダーも送られてきました。亡くなってから師匠の偉大さを感じます。
12月4日
先月も親の介護の為に日曜の度に福井へ戻りましたが、遠くに見える白山は雪で真っ白に輝いていました。市内は日中は暖かく、夕方からはコートが必要なほど急激に冷え込みました。鯖江市教育委員会に努める次女は汚れ仕事が嫌いなのか両親の介護を完全に放棄宣言しました。長女も大阪に住み働いているので同じく無理な状況。長男の私一人がこの3年間京都~鯖江間を月何度も往復し孤軍奮闘している状況を振返ると、何やら虚しいものを感じますが親であるかぎり、最後まで面倒を見て可能な限りの医療を受けさせ一日でも長生きを願うものです。しかし、さすがに体力的にキツイ時もあります。そんな中、いつも京都へ戻る途中に立寄るのが多賀サービスエリア。そこで焼き栗を買ってコーヒーを飲む僅かな時間がなぜかホッコリ、疲れを癒してくれます。

12月5日

フロリダのカンフー・ブラザーで消防士のジョー・キースが婚約したそうです。プロポーズの一部始終を動画で見せてくれました。そのプロポーズの仕方に驚きました。
彼はあらかじめ彼女をマイアミ・ビーチに面したオープン・カフェに呼び出しておきました。ジョーを待つ彼女。そこに派手にクラクションを鳴らしながら大型の消防車が横付けされ、消防服を着用した消防士たちが慌しく降りてきました。彼女は火事なのかと慌て呆然と立っています。しかしなぜか消防士たちが整列して彼女の後ろに並んだところに、一人の消防士がユックリと降りて来て、彼女の前に立ち防護服の首から上を脱ぐと、ジョー(写真左の男)でした。彼は突然膝まづきポケットから小さな箱を取り出し蓋を開けました。そして彼女に「僕と結婚してくれますか?」と云いました。彼女は驚きのあまりか二つ返事どころではなく、六つ返事ぐらいの勢いでイエスと返事していました。
アメリカだから出来た消防車を乗り付けてのプロポーズ劇。
発想と云い、国柄が良く出ていました。
12月8日

米粉で作られた麺と野菜を炒めた料理を作りました。
味付けは塩こしょう、オイスター・ソースとウスターソースに五香粉。麺がやはり決めてだと思います。横にビーフンで作ったものもありますが、太い米麺で作るほうが断然美味いです。海外で食べた美味かった家庭料理を自宅で再現するのも私の趣味です。
12月10日

北海道の友人が送ってくれた六花亭製菓のマルセイ・バターサンドなどのお菓子の詰め合わせ。個人的にここのお菓子はお奨めです。特にこの中で私の好きなものは香ばしいアーモンドが入ったキャラメルに、たっぷりのレーズンバターが口の中でとろけるバターサンド。
週の後半は毎日のようにお客様が訪ねて来られます。
先日変わった事がありました。二日間続いて別々のところから整体師の方がお見えになられました。お一人は奈良県吉野からお越し頂きました。車でなら修学院の店舗まで3時間はかかります。とても気さくな方でこの気まぐれ日記も読んで下さっているそうで、かなり前の内容まで覚えていて下さってたのには驚きました。暫く時間に追われて更新をサボっていた事まで御指摘をうけるなど。しかしとても嬉しく、深いお話まで聞かせて頂き心動くものがありました。
もう一人のお客様は大阪から来られました。突然、私の第4頸椎がずれていると仰られその場で治して下さったり、お家に伝わる貴重な武道のお話を聞かせて頂いたりしました。
二人の整体師さんに楽しい時間と癒しを頂戴しました。
12月11日

津軽りんご。
先日、福井の幼友達が送ってくれました。
蜜がタップリです。
今まで食べたリンゴの中でこれほど甘さと酸味が調和したリンゴは無いと思う程最高のものでした。
彼とは良く越前海岸で泳ぎました。
ぎっしりと思い出があります。
12月14日

私と(どちらかというと家内)と不思議な縁があるスゴ腕研ぎ師さんが送ってくれました。アメリカ生まれの津軽育ちという冬葡萄スチューベン、糖度18度という甘さです。とても美味しい武道でした。
もう一つのせんべい汁も私は初めて食しました。どちらも未体験でしたので嬉しかったです。
12月21日

22日が私の誕生日でしたが1日早いパーティーでした。
場所はホテル・オークラ京都の最上階、ディナーバイキングでした。クリスマス前とあってツリーが綺麗でした。滋賀、大阪からも教練達が参加してくれ静かで和やかな時間を過ごしました。

Alexさん、Deanさんも参加。彼らも最初は健康目的で道場に来ていましたが同時に並行して格闘技も習い始め今や強いDadとなりました。体格もひとまわりも二まわりも大きくなりました。
12月24日

いつもお世話になっている弁護士の先生と夕方に打合わせ。
御池の地下街ゼストにある信州そばの店が美味しかったのでご紹介します。私もたまたま入ったのですが蕎麦が八割蕎麦で麺も細く信州蕎麦の味が良く出ていました。

この日は辛み大根ざる蕎麦セット。
かやくご飯に野沢菜、辛み大根の出汁がついていて+150円で生のわさびが付いてきました。

小さなおろし金ですりおろします。
蕎麦湯も出てきます。