試斬刀研磨と補修

試斬刀研磨について時折ご質問を頂く事があります。

ご質問例

質問1:切先が少し欠けたので帽子だけ補修出来ますか?

答:可能です。ふくらのラインの修正を施して必要であれば横手を下げることによって、元の状態に近づけます。

質問2:刀が曲がったので自分で修成したところ、かえって悪くなりS字になってしまいました。修復可能ですか?

答:一度拝見させて下さい。曲がりの修成についてはこれまで多くの実績があります。

質問3:物打ちに刃こぼれが出来ました。その部分だけの補修は出来ますか?

答:出来ます。小さい刃こぼれでしたら少ない範囲での修成は可能ですので形としては継ぎ研ぎになります。

質問4:柄巻の柄糸が緩みました。巻きなおしは出来ますか?

答:新しい柄糸で巻きなおさせて頂きます。約二週間ぐらいお時間を頂きます。

質問5:鞘の鯉口が割れました。補修は出来ますか?

答:可能です。新しく角で鯉口を作り直す形が良いと思います。

 

 

2014年6月27日